2018-11-15 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
医療分野とか医薬品流通等においても幾つかの課題があるのではないかと考えます。 御案内のとおり、医療費は消費税の課税対象外とされておりまして、病院、薬局等の医療機関における控除対象外消費税については、診療報酬、調剤報酬に上乗せされて補填されます。また、薬価についても消費税分の上乗せ措置が行われます。
医療分野とか医薬品流通等においても幾つかの課題があるのではないかと考えます。 御案内のとおり、医療費は消費税の課税対象外とされておりまして、病院、薬局等の医療機関における控除対象外消費税については、診療報酬、調剤報酬に上乗せされて補填されます。また、薬価についても消費税分の上乗せ措置が行われます。
また、万が一にも我が国の製薬関係の開発のインセンティブがそがれるようなことになりますと、これは、我が国国内の医薬品流通のみならず、国際競争力などの点で、成長産業の中でも失敗をしてしまうというようなおそれもございますので、こういったことも踏まえまして、現場の負担にならない形で、また国民の利益に資する形での改定をお願いいたしたいと思います。
大臣は医薬品流通を改善することに熱意を持っておられるようですが、偽造医薬品の問題は、医薬品を患者や国民に直接届ける役目を担っている薬局や病院薬剤部に医薬品の品質管理と品質保証の徹底を求めればよいのです。最後のとりでとしてしっかりと責任を持って仕事をしてもらうためにも、そういった政策を実行すべきと考えます。
こうした医薬品流通の方々からは、毎年この薬価改定をやるということになると、手間の問題としてとてもじゃないけれどもやってられないという声が実はたくさん上がってきておりますが、こうした指摘に対してどういった御認識をされているのか、お伺いしたいと思います。
最近でも、大手卸の製薬メーカーの子会社が設立されるなど、医薬品流通当事者の経営戦略の一つとしてそのようなことが実施されているという状況にあることは承知をいたしております。 こうした動きの背景には、先ほど御指摘のありましたように、卸売業の経営が厳しくなっている状況があるというふうに考えております。
この継続性をあえて行われないような業者であったりしては、これは医薬品流通に大きな支障を来すことにもなると思っております。 したがいまして、ネット販売のルールづくりに当たりましては、事業者が従前の薬局等の施設基準を満たす、いわゆるリアル店舗をきちんと構えているかどうかというのは一つの重要な論点だと思います。
そもそも、医薬品流通が停止するかもしれないという理由で医療機関に在庫を押し付けるような発想は本末転倒の話となります。安定した医薬品流通を確保するために、災害に強い流通システムを考えるべきです。政府には、これを機会に災害に強い流通システムについての具体的な枠組みを考えていただきたいと思います。 例えば、WHOの提言する必須医薬品という考え方も災害時に限っては有効ではないでしょうか。
それから、繊維製品、紙パルプ、鉄鋼、医薬品、流通。今私が申し上げた業種はいわゆる過剰供給構造にあるというふうに世間では言われているものだと思うんですけれども、今申し上げたものについて具体的に過剰供給構造にないと思われるものがありますか。
これまで、仮納入、仮払いの是正を初め、医薬品流通の改善につきましては、関係者の意識改革などに努めてきたところでございますが、昨年八月には、特に価格妥結率の低い公的病院等の所管課に理解と協力を求める通知を送付するとともに、本年四月の薬価改定に際しましても、メーカー、卸売業者、病院関係の団体などに対しまして、改めて流通改善の理解と協力を求める通知を出したところでございます。
○中西政府委員 薬事法制定当初の考え方にさかのぼって申し上げますと、戦前におきましては、例えば一般的ないわゆる現金行商といいますか、そういった行商による医薬品の販売形態もあったわけでございますが、これはその性質上、販売員との関係におきまして一時的なものであって取り締まり上不十分である、あるいは不良医薬品流通のおそれも高いということで、戦後制定されました薬事法においては、配置による行商以外の形態は認めない
まず、エコロジーやノーマライゼーションを重視した経済システムの構築に資するよう、環境、エネルギー、住宅土地、情報通信、医薬品、流通、輸入などの分野に集中して、経済的規制撤廃や投資減税を実施し、新産業創造、雇用創出を促進するべきであります。 同時にまた、これまでの我が国経済を支えてきた物づくり産業を育成することが不可欠です。
そこで、例えば参照価格になったとした場合には、納入価が即薬価でございますから、物すごく大きく変わってくるだろうと思うんですね、この医薬品流通も。それで、私はやっぱりそのときがチャンスだと思いますので、この卸業と病院にも契約書をぴしゃっと入れる必要があると思うんです。それで、今までのやつは、ある意味では固定化負債になるんですよ。もう負債が固定化している。
つまり、普通の正常な流通でいくと、医薬品を購入してから三カ月で支払う、しかし五、六カ月は仕方ないだろうというのが通常の正常な医薬品流通でありますけれども、これが十カ月にも一年にもなっている。
しかしながら、こういう状況が好ましいというわけではございませんで、ほとんどの医療機関の場合には欠品を避けるために仮納入ということを受け入れておりますので医薬品の供給に欠品をもたらすということではございませんけれども、好ましくないことでございますので、流通当事者の代表者から成ります医薬品流通近代化協議会というのを設置しておりまして、そこの協議の場を通じて関係団体などに改善を求めますとともに、関係省庁あるいは
○政府委員(丸山晴男君) 医薬品流通近代化協議会といいますのは、医療用薬品の公正な競争を確立するための流通近代化を進めるという考え方に立ちまして、流通当事者間におきます取引条件あるいは流通活動の改善に関する方策を調査検討することを目的といたしまして、何十年というお話でございましたが、昭和五十八年から業務局長の私的諮問機関として設置をされたものであります。
○長峯基君 それでは、流通の問題について、医薬品流通近代化協議会というのが業務局長の私的諮問機関でありまして、もうここ数十年でしょうか、古い流通体質について議論があるというか、話し合いがあっていると思うんですけれども、最近の流近協の動きについて業務局長に御説明をいただきたいと思います。
この関係につきましては、医薬品流通の仕切り価の問題でございますが、昭和五十五年に公正取引委員会におきまして医療用医薬品の流通実態調査が行われまして、その結果が五十七年七月に公表されておるところでございます。
○田浦直君 そういうことを決められた医薬品流通近代化協議会というのがございますね。この協議会というのはこれまで何回ぐらい開かれておりますか。あるいは、平成四年に新仕切り価といいますか、そういったものを発足させたわけですけれども、その後は何回ぐらい開かれているか。
それで、いわゆる卸屋さんが病院に届けるわけでございますけれども、業務局長の私的諮問機関であります医薬品流通近代化協議会、ここが文書を出しておりますが、「過度の薬価差要求、取引価格の未妥結のままの納入の要請、総価山買い等の不適切な取引慣行を是正すること。」、「卸売業者との取引条件の明確化のため、文書による契約の締結を進めること。」、このような通知といいすか、指導が行われているわけであります。
これに対しましては、従来から私ども内部に医薬品流通近代化協議会というふうなものを設けまして、これはもうお医者さん、卸、それから学者、いろいろな関係者に集まってもらっておるものでございますが、平成二年六月とかあるいは最近では平成四年二月とかいろいろ皆さんでお話し合いをいただいて、取引条件等について透明性をもっともっともたらすように、それからまた公平性も確保するようにというようなことでいろいろ指摘もいただいているわけでございます
きょうまたいろいろと前向きの御答弁をいただきまし、さっきからいろいろ、申すまでもなくやはり背景に医療保険制度そのもの、あるいは薬価基準の問題、医薬品流通の特殊性というのがあることを考えますと、なかなかすぱっといかない、それはよくわかります。しかし、もう何回も問題になりながら一向に改善されない、ますますエスカレートしていくのでは困ると思うのです。
私ども業務局の立場といたしましては、そのような観点から関係の方面にいろいろ連絡をとりながら必要な御指導をお願いをしているところでありますけれども、もう少し基本的な問題といたしまして、現在、医薬品流通近代化協議会、これは業務局にそういう協議会を置いてございますが、その協議会におきまして、この医薬品流通問題の検討を今していただいておりますが、その際に、医療機関と卸売業者との間のモデル契約というものをつくって
そこで、私どもは今医薬品流通近代化協議会というのをつくっておりまして、それにメーカーも卸売業者も医療機関の代表の方も、そしてさらに学識経験者も入っておるそういう協議会でございますが、そこで統一伝票の普及等を含めた医薬品流通活動のシステム化、コード化の推進のためのいろいろな検討をお願いしている最中でございます。